1973年(昭和48)に有限会社畠山牧場を設立し、翌年の1974年(昭和49年)には生産馬カミノチドリ(父テスコボーイ 母ヒデノチドリ1969年産 牝)が重賞・牝馬東京タイムズ杯(現・府中牝馬S)を優勝しました。
馬づくりにおいて、基本的な理念は今も昔も変わりません。先人たちの教えや伝統を守りつつも、常に最新の知識や技術を取り入れることで、一歩一歩確実に漸進し、新たな歴史を作りたいと考えております。
当牧場では海外から繁殖牝馬の輸入もしています。1990年代にはカーリアンの牝馬を輸入しました。その繁殖牝馬の第1仔サイレーンの生んだステイゴールドの牝馬アルコセニョーラが、福島記念(G3)、新潟記念(G3)の重賞を含む5勝の成績を残しました。
アルコセニョーラは引退後、繁殖牝馬として当牧場に戻ってきました。海外からの新しい血が日本で活躍し、これからの牧場を支える基礎牝馬となることを願っています。